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寒い寒いこんな日は

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昨日の大雪に引き続き寒いローマ。
今朝の8時の時点で気温はー4℃。
火曜日お決まりの買い出しに公設市場に行くと、半分の屋台は休んでいる状態。
いつもは、朝早くから少なくとも4、5人の客が待っている魚屋を除くと、ここも私たちの前に1人客がいただけ。
寒いと、朝の買い物も億劫になるのかも。

そんなちょっと寂しい市場で、魚屋のおじさんが、「雪だるまー!雪だるまー!」と言ってバケツで、どこからか残り雪を掻き集めてきて雪だるまを作り始めた。。
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人参で顔はできたけど、何か寂しいよ、と言うと、こんなもの持って来て、
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どうっ?て。
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皆んなで、雪だるまの写真撮って遊んでる。
ワッハッハ、なんか楽しいな〜。


by soonik | 2018-02-28 05:20 | イタリア観察

振り返ってみた

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食いしん坊のわりに(ゆえにか?)、ここ数年、消化不良に悩まされている。
特に昼食のあと、お腹の重さが5時間くらい続くこともある。
体がなんとも不快なので、腹八分目以上食べることができない。
さらにちょっと食べ過ぎただけで、歯茎が腫れて痛むことがしばしば。
体調の改善をはかって漢方薬を飲んだり、お灸をしたりしていたのが、どうももう一つ体は楽になってくれない。

近くにホメオパシーや自然薬品なども扱う薬局がそう言えばあったよなぁ、と先週ふらっと立ち寄って薬剤師さんに体調不振を相談してみた。
目ヤニや5月にやって来る鼻炎のことも話などをしたら、
「砂糖と発酵食品を食べるのをしばらくやめなさい」との指示とホメオパシーを処方してくれた。
「発酵食品だからパン、ワイン、チーズ、ハム、ビールはしばらく取らないで」、さらに「精製された小麦粉とじゃが芋もやめてね」と言われ、えー、じゃぁパスタは、と尋ねると大量じゃなければ良いとのこと。
食べるものがないですよ、と突っ込むと「鶏肉や魚、あと野菜果物があるじゃない」とニッコリしてホメオパシーの筒状のプラスチック容器を手渡してくれた。

教えられた通りの食事を守って、まだ数日。
大きな身体の変化は、今のところ、無い。
ただ、昼食後に数時間するとちゃんとお腹が空くので、あ、お腹が空くってこんな感じだったなぁ、と体内の風通りが少し良くなってようで、何故か気持ち良い。


食事は、チーズがないと寂しくなると思っていたのが、スパイスや野菜、木の実をプラスすると同じくらい香ばしいものが作れるというのが、改めてわかった。
野菜は、無農薬で新鮮なものが手に入るので、食材そのもの香りや味に敏感になれる。
今まで、過剰にチーズの力に頼っていたかも。

いつものバールで甘いパンが食べられないのが辛いかなと、思っていたが、相方の頬張るクリームコルネットにも郷愁は、なぜか湧かず。
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昨日は、夜に食べることが多かったチーズの代わりに、鱈とパセリ、ケーパーのパテを作って、玄米と雑穀の甘くないポン菓子に塗ってた食べた。
つか合わせの野菜は、人参、カリフラワー、サリコルニアという海辺で植生する塩味の野菜に、ウイキョウの種を加えて蒸し焼きにしたものを。
どの食材の味もちゃんと舌に伝わって、結局、以前よりも満足感が高いかもしれない。

ワインもチーズも好きなので、この食事を一生続けるつもりはないけれど、こうやってたまに身体の声を聴いて、自らの食習慣を見直すのは、発見があって楽しいもんだな♪










by soonik | 2018-02-26 18:29 | 美味しいもの

海のアスパラガス

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いつもの魚屋で見かけた売っていたサリコルニアという野菜。
お店のお兄ちゃんは、海藻だと言っていたけれど、調べてみたら、海辺に育つ植物だった。
岩壁や砂浜でも育つサリコルニアは、その細長い形から海のアスパラガスとも呼ばれている。
海からの養分を存分に吸収したサリコルニアは、ミネラルや塩分を豊富に含んでいる。
魚屋さんで、「料理をするときは塩を加減するように」とアドバイスを受けた。

帰って生のまま噛んでみると、本当にしょっぱい。
生でも良し。湯がいても良し。
どちらにしても、レモンとオリーブオイルをかければ、あっと言う間に副菜の完成。
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今日は、サラダにしようか迷ったけれど、一緒に買った鱈とトマトでパスタのソースを作って食べた。
サリコルニアのミネラルとアスパラガスに似た歯応えが魚のラグーソースに合って美味しくできた。

またまた、美味しいものに出会ってしまった。



by soonik | 2018-02-23 22:11 | 野菜・果物

お皿の中の太陽

ここのところローマは曇り空が続いている。

お日さまが見えない朝は、今が出盛りブラッドオレンジのヴィタミンカラーで調子アップ。
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お昼はお昼で、湯がいて細かく切った真っ赤なビーツを。
オリーブオイル、バルサミコ酢、塩と炒ったカボチャの種をパラリとかけると、満足感の高いサラダも出来上がり。(好みでパルミジャーノを足しても良し)
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色の力をおおいに頂きます。

by soonik | 2018-02-21 05:07 | 野菜・果物

家の表情

相方の元同僚が晩ご飯によんでくれた。
世界を旅して来た人なので、どんなお家に住んでいるのか拝見できるのがとってもたのしみ。

まず、目に入った、
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玄関わきの台所にあったヴィンテージの食器棚は、鉄格子がはめ込んであって面白い作り。
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リビングの同じくヴィンテージもの1人用ソファ。
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テーブルの色合い(お皿の中はそば粉入りポレンタとポルチーニ炒め)など…。
家には、住んでいる人の歴史や好みが映される。面白いなー。


by soonik | 2018-02-19 16:34 | イタリア観察

アーティチョーク

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イタリアで古来から食されてきたアーティチョーク。
カリウムやリンが豊富で、デトックス効果もあると聞いていたけれど、先日行った料理教室で、栄養効果がある要素は、熱に弱くて、生食しないことには、残らないらしい。
ガーン。

薄く切ったアーティチョークをレモン水につけた後、オリーブオイルとパルミジャーノと和えるサラダも、美味しいけど、揚げたのがより一層香ばしくて美味しい。
揚げた後に残っているのは、何なんだ?
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by soonik | 2018-02-19 00:55 | 野菜・果物

再会

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行きつけの近所のレストランのメニューでカルドンチェッリ(Cardoncelli)という、聞いたことのない食材が書かれていたことがあった。
注文をする際に、何か尋ねると、キノコの一種でプーリア州特産で、ここらでは取れないよと、言われた。
それなら是非食べないと、とフェットチーネをカルドンチェッリで和えたものを頼んだ。
食べてみると、バターの香りがするので、バターが入っているのか店の人に尋ねると、カルドンチェッリの香りだとう言う。
これ、ひょっとして…とおもって、家に帰ってネットで調べてみると、やっぱりエリンギとあった。
何処が原産かは知らないけれど、日本でもよく食べるエリンギとローマで再会。しかも、ローマ近郊でなく、南イタリアのプーリアからやって来たもの。

あまり、出回っているわけではないけれど、いつも行くカターニア通りの市場のある屋台で週末に仕入れていることを知った。
今日は、そこでエリンギを6本購入。
太くて立派だけれど、日本円で1000円近くとなかなのお値段だった。
こちらはプーリアでなく、カラブリア州産だそうな。
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キノコには、たまご麺が合うけれど、家にあったカザレッチェという紙を巻いたようなパスタに南瓜を足して和えて食べた。
他にも、じゃが芋と一緒にオーブンで焼くという食べ方もある。

懐かしい味。しかし、世界は、狭くなった。

by soonik | 2018-02-16 22:38 | 野菜・果物
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昔、多くの人がそうだったように、プーリアの農民も貧しかった。
小作農または季節労働で働く小麦畑の刈り入れが終わると、収穫物はもちろん領主へと渡る。
その後、土を肥沃に保つために畑が焼かれ、後に残った焦げた小麦の実は、農民に消費が許されたものだった。
焦げた小麦を、かき集め、石臼で挽き、かさ増しに他の小麦粉と混ぜ合わせられていたのが、焦がしデュラム小麦の起源だ。
長く失われた味となっていたものらしいが、近年のグルメブームに乗って、再発見され有名レストランのシェフ達が使うようになっている。
量産されていないので、バーリでも簡単に見つからないだろうと思っていたら、訪れたレストランで、メニューに載っていないけれど頼めば、普通のパスタに替えて料理を出してくれた。
何処で売っているのか尋ねたら、店で売っているというので、1キログラム入り一袋を買い、ローマに持ち帰ってきた。

スモークの香りがする焦がしデュラム小麦粉は、バーリでは、オレッキエッティ(小さな耳という意味)でいただいた。
焙煎しているが故に、グルテンがつかさどる粘り気がないので、通常の小麦粉と、50%を超えない割合で混ぜてください、と店のオーナーの孫とおぼしき若い女の子に念を押された。
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粉と水だけが材料なので、生地を作るのはものの10分で済む。
オレッキエッティを作るのは初めてだったけれど、イタリア料理らしく、見よう見まねでなんとかそれらしいものが出来上がった。
トマトと合わせたかったけれど、季節でないので、ドライトマトと冷蔵庫に残っていたグアンチャーレ、南瓜でソースを用意した。
茹であがったパスタの少しザラついた舌触りと鼻腔にのぼってくるスモーク臭が癖になる。
スモーク臭を感じるには、グアンチャーレが無い方が良いかもしれない。
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また一つ新しい(けれどとても歴史の古い)味をみつけた。



by soonik | 2018-02-15 23:21 | 美味しいもの

曇り空でも

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朝から曇天のローマ。
ローマの人たちの表情は、その日の天気によって随分変わる。
なので、気温も下がって小雨が降るこんな日は、街を歩く人の様子も勢いなく、どこか暗い。
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いきつけのバールで、エスプレッソ・マッキアート(エスプレッソにミルクの泡をのせたもの)を頼むと、可愛い葉っぱがついてきた。
カウンターの向こうでニッと笑うバリスタの遊び心に、無意識に硬くなっていた顔がほころぶ。

by soonik | 2018-02-14 20:09 | イタリア観察

機嫌良く行こう

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カンポ・デ・フィオーリにあるファルネーゼ映画館。
主にアート系の作品を扱っている。
連れの観たかった映画が、ここでしか上映していないので訪れたところ、ここも昨日までだと告げられた。
「今日は別のを上映しているよ。これもなかなか良い映画だから、観てったら?」とカウンターのお兄ちゃんに言われて、がっかりしながらも「どうする?」と聞いてきた相方。
「せっかくだし、観よう」と、応えると、「よーし、そしたら二人とも割引料金にしてあげる。楽しんどいで〜」とお兄ちゃんはチケット代をおまけしてくれた。
観た映画は、ドイツ軍がパリを占領した際に親と離ればなれになって南に難を逃れる幼いユダヤ人兄弟の話で、実話に基づくものだった。
大作でないけど、幼い子供たちの体験をリズム良く描いていて、カウンターのお兄ちゃんの言葉通り、なかなか良い映画だった。
お目当てのものにはありつけなかったけれど、こういう偶然は、そのハプニング自体が楽しいもんだ。



by soonik | 2018-02-14 17:08 | イタリア観察