
2年ぶりにアルト・アディジェ州を訪れた。
この州に来ると、なんだか知らないけど、身体の調子が良い。
泊まったのは家族経営の小振りながら歴史あるホテル。
環境保全を全面に打ち出していて、プラスチック製品は極力使わないようにしている。
朝ご飯に出されるジャムやハチミツ、ヨーグルトに至るまでガラスの小瓶に詰められて出される。
ホテルの内装は木が基調でモダン。
木工が昔から盛んだったので、施工業者は地元の方。
お楽しみの食事の食材もなるべく地元で調達するようにしているそう。
山の食事はハーブと花が豊富で、他のイタリアの地方にくらべてお皿の上の色の数がグッと増して、目に麗しい。
突き出しのハーブティーが出てきた。
花の名前は忘れたけれど、少しピリッとして爽やかな酸味が柔らかくほのかに甘いハーブティーと合って、お腹がほーっとした。
ホテルの前にある教会は朝の6時から夜の10時まで15分刻みに鐘を鳴らして時を伝える。
かなり大きな音だから、早寝早起きを余儀なくされる、と言っても、村には娯楽施設がないから、自然とお日様のリズムに身体が慣れていく。
何か特別なことをするわけでないけれど、そこにいるだけで、歪み凝り固まっていた身体がどんどん解けて、あるべき位置に戻っていくよう。
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