
アルト・アディジェ州のブルニコにやって来た。
8月中旬のヴァカンス真っ只中とあり、ドイツ語圏の町はイタリア語しか聞こえないほど、州外のイタリア人観光客で賑わっている。
中心街を歩いていると、お菓子屋さんの前に人だかり。
イタリア語でなくドイツ語が聞こえてくるから地元の人かな。
みんな手にお皿とフォークを持って何やら食べている。
見るとカネーデルリ。
カネーデルリは、オーストリアやドイツで食される、言わば団子。
イタリアでもトレンティーノやアルト・アディジェのレストランでは定番のお料理。
固くなったパンを卵とハムやチーズを混ぜて団子状にして湯がいてバターをかけたり、スープに入れて食べる。
カネーデルリは、甘いものもあって、団子の中に杏やプルーンが入っている。
湯がいて、その上にシナモンと砂糖を混ぜて炒ったパン粉をかけて食べる。
なんて、知ったような口ぶりだけれど実は、この人だかりに釣られて食べるのが初めて。
夕食の後でお腹がいっぱいのところ、味味だけ、とひと口、熱々のカネーデルリを食べると、中から香り豊かな杏の砂糖煮が出てきて、その美味しこと。
団子はパン粉でなく、ジャガイモを潰したものでできているらしくて、ツルン、モッチリ。
あまりの美味しさに、さっき食べてお腹にもたれていたものが、その存在を消していた。
実は、州外のイタリア人は、ドイツ語圏で文化的にオーストリアに近いアルト・アディジェに良い感情を持ってない人も多くて、アルト・アディジェ料理を鼻で笑う人もいる。
その土地土地の美味しいものがあるっていうのにね。
甘いカネーデルリに馴染みのない州外のイタリア人観光客がこのお菓子屋の人だかりを遠巻きに見ている。
私としたら、杏のカネーデルリを食べに、またこの町を訪れたいほど。
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