Show Manは、ティブルティーナ地区にある紳士服専門のブティック。
70年代に開発が進んだ、庶民的で賑やかだけれどゴチャゴチャとしたこの界隈で、
Show Manが扱っているのは、ローマの中心街の高級ブティックと同じもので、ディスカウント店がほとんどの通りで、店は異色を放っている。
けれど、中心街の店に劣らず、否、それ以上にオーナーのセンスは素敵だ。
ショーウィンドウの前を通るたびに、シャツとジャケット、ネクタイ、胸ポケットのハンカチ等、色の組み合わせから小物の組み合わせまで、その斬新さと完璧さに用事のない私でも立ち止まって惚れ惚れと眺めててしまう。
中心街の高級店ももちろん素敵なんだけれど、Show Manのディスプレイは美しい上に楽しい。
美しさが心に伝染するかのよう。

店のオーナーは、いつ見かけてもスーツ姿で、とってもダンディ。
だけど、カチッとしているわけでなく、どこか遊び心のある着こなしなのだ。
今日、私が男だったら良かったんだけど、と何度かこぼしたことのある私に、「これなら女性でも買えますよ」とオーナーが笑いながらニット帽を見せてくれた。
ブランド物ではなく、店が注文して作ってもらっているカシミアのニット帽は、カーキと青、グレーと緑色など、色がどれも美しい。
その中で、紫と青の組み合わせが一際目を引いた。
基本的に、紫色は私の肌には似合わない、と思っている。
でも、その紫色に惹かれて試してみると、その前に試したカーキと青よりも
肌がスッキリと見える。
へぇ、こんな紫色があったんだ、と頂くことにした。
綺麗な色ですねぇと何度も言ったからか、バーゲン中なのでほぼ半額だったのを、さらに5ユーロ値引きしてくれた。
「このニット帽はどれも私が色を選んで作ってもらっているんですよ」と低音でオーナーが教えてくれた。
店を出て、すぐにミスターダンディの選んだ色を頭にまとい、街を歩くと何だか楽しくなった。
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