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ローマ暮らしのあれこれ


by soonik
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いつものフェットゥチーネ

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ヴェネトの夏の家にやって来た。
ヴェネト州には石畳の残る小さいながら美しい街が多い。
古い歴史地区がそのまま残り、バールや小売の商店もセンスの良い店構えで散歩するのが楽しい。
家から15キロ離れた街バッサーノ・デル・グラッパもそんな街の一つ。
いつものフェットゥチーネ_c0385426_21104079.jpeg
細い路地にも植木が飾られている。

久しぶりに街を歩くと、夏にはドイツ人やフランス人観光客が多く訪れて賑やかなのが、
ずいぶんひっそりとしている。
地元客が食前酒という建前で午前中からワインやスプリッツを飲みながらお喋りに花を咲かせていた広場のバールも、客がポツリポツリといるだけ。
天気があまり良くないせいもあるけれど、まるで夏らしくない様子。
聞けば、廃業に追い込まれた店も多いらしい。

街をブラブラしているとお昼になり、お腹も空いてきたので
昔からある食堂兼居酒屋へ、この地方の名物の干し鱈を使ったパスタを食べに寄ってみた。
お昼時はいつも忙しく、入るのはなかなか難しい店だけれど、
この街の様子なら大丈夫だろうと思っていたら、
店内のテーブルは全て埋まっていて、店の前に設置した最後のテーブルが残っているのみ。
メニューは見ずに、お目当の干し鱈を牛乳で煮たソースのフェットゥチーネと白ワインを注文した。

干し鱈はヴェネツィアが共和国として栄えていた頃からノルウェーから輸入していたもので、
この地方では古くから食されてきた。
パルミジャーノとアンチョビや玉ねぎと一緒にミルク煮にして
ポレンタと食べるのが定番だけれど、
この居酒屋さんでは、パスタに絡めて出してくれる。
出てきたフェットゥチーネと鱈の身をフォークに巻きつけて食べようとするものの、
熱々で口をあやうく火傷しそうになった。
料理も美味しくて、熱々のものを出してくれるサービスは変わっていなかった。

いつものフェットゥチーネ_c0385426_21142575.jpeg


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by soonik | 2020-07-02 22:28 | 夏の家 | Comments(0)