中央から南イタリアにかけての冬の代表的な野菜といえばブロッコレッティ。チーマ・デ・ラパ等、各地方で呼び名が変わるけれど、日本にある菜の花と同じ家系のアブラナの一種。
昨日、市場で美味しそうな無農薬飼料で育った豚のソーセージを見つけた相方から、ブロッコレッティとソーセージという、ブロッコレッティを使った定番料理のリクエストが来た。
作り方は凄ーく簡単。
洗ったアブラナをニンニク、鷹の爪、オリーブオイルで炒めて、嵩が減ってきたら、ソーセージを投入して、肉に火が通るまで一緒に炒める、だけ。
フライパンひとつで、あっと言う間にできてしまう。
クタクタになったブロッコレッティの苦味とソーセージから出た肉汁が相まって、モリモリ野菜が美味しく食べられる。
赤ワインと一緒に頂くと、食べたー!という満足感がさらに倍増する。
シンプルだけれど、人を幸せにしてくれる一品。