ローマ暮らしのあれこれ


by soonik
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ダ・ドーロとソラーニャの村

ダ・ドーロのジョヴァンニが、金曜日の朝に鱒料理を教えてあげるよー、というので朝からウキウキでソラーニャにやってきた。
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Da Doroの玄関前の通りは石畳で素敵なんだけれど、それにしても見かけるのは通り過ぎていく車ばかり。
バッサーノ・デル・グラッパの街から7、8キロしか離れていないのに、過疎化が進んでいるのは、集落の横を通るのが大型トラックもビュンビュン走る国道だからか。
私が過ごす村があるのは、さらに7、8キロ先だけれど、幸い国道ではなく、ブレンタ川沿いを県道と自転車道路が整備されているので、夏には観光客が、土日にはスポーツで自転車に乗る人が多くやってきて、足を留めて一休みにコーヒーを飲んだり、ジェラートを食べたりする。
この違いは大きいのだろうな。
ソラーニャで生まれ育ったジョヴァンニにとっても集落の過疎化は大きな課題だ。
自治体はあまり村の活性化に興味がないらしく、個人レベルでできることも限られているゆえ、この問題に触れるときのジョヴァンニの表情は、曇る。

とは言っても、根っからの歌好き、お喋り好きの彼はいつもイタリアンポップスを歌ったり、私が彼の強いヴェネト訛りを全然聞き取れないのもお構いなしに小話をしてくれたり、と明るい。
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今朝は、鱒の養殖場に連れて行ってくれた。

ところでいくらソラーニャが過疎化していると言っても、週末、特に金、土曜日の夜ともなると、ダ・ドーロは予約が一杯で厨房は大忙し。
以前100人ディナーの準備の時に知り合ったクリスティアンも助っ人で、次から次へとラグーやら、豚肉の低温加熱料理などを頼もしく用意していく。
私はというと、鱒料理どころではなくて、赤ピーマンを20個切って!と言われれば、ハーイ、と答え、じゃがいもの皮剥きお願い!と言われれば、ハーイ、ってな感じで、料理修行中の若造のよう気分で、言われたことをこなしていった。
もちろん写真をとる暇もない。

気がつけば正午をとっくに過ぎていて、いつもは、お昼を頂くのだけれど、厨房自体が忙しい今日は、賄いを作る時間もないので、適当な時を見計らって相方の待つ谷間の村へ帰った。
家に着いたのは1時をだいぶ回っていたけれど、厨房のリズムが体に残っているからか、料理のテンポがいつもと違って早いのがわかった。
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(いつもながらの冷蔵庫にある物で作ったパスタの具は、赤ピーマン、ソーセージ、ズッキーニで山羊のチーズを上からかけた。)



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by soonik | 2018-08-11 22:22 | イタリア観察