ローマ暮らしのあれこれ


by soonik
カレンダー
S M T W T F S
1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31

丘の上の家

c0385426_16155029.jpeg
ラ・スペツィアは、海に迫るように延びるリグリア州の町らしく、港から少し歩くとどんどん坂道になり、丘になる。
合気道講習会に参加中の寝泊まりのために借りているアパートは、その丘の上にある。
丘の上や山手といったものと無縁で暮らしてきたので、この度人生初めて暮らす丘の上。
下にある中心繁華街に行くには、急カーブの坂道をクネクネ歩くか、何本かある生活者用のマンションやお屋敷の間に隠れたようにある、長い階段を降りなければならない。(なので、帰るときは、当然その道を昇らなければならない。)
着いた日に、旅疲れた体で買い出しのため階段を昇り降りして、これは不便な場所に家を借りてしまった、と後悔したけれど、三日目になる頃には、静かで、気持ちの良い風がいつでも入ってくるこの家がすっかり気に入ってしまった。
と言っても、簡易の台所は水が流れにくいし、トイレは時々うっすらと下水の臭いがすることがあるから、短期間滞在とわかっているから割り切れる点もある。

朝の光とカモメや小鳥の声で目が覚め、窓を開けると爽やかな風が入ってくる。
朝のお稽古を終え、昼食を取りに帰ってくると、家の中は、外の灼きつけるような太陽をよそに涼しい。
夜は、ご近所のティーンエイジャーの口ずさむ歌や、大家さんの子犬の鳴き声をBGMに夕ご飯を作って食べる。
c0385426_16244011.jpeg

海辺の町の丘の上暮らしは、とても心地良いのだ。
c0385426_21554523.jpeg

[PR]
by soonik | 2018-07-22 16:26 |