外国人に人気の高いトラステヴェレ地区は、観光客が多くて騒がしい界隈でもあるけれど、ふっと小道を曲がって広場に出ようものなら、人気のない昔ながらの石畳と家屋や教会が並ぶ光景に、一瞬タイムスリップしたような感覚におちいる、そんな場所でもある。

トラステヴェレ大通りを横に入ると、昔ながらのサラミやチーズを扱う食品屋さんがある。
百年の歴史はあるこの店の店主は、静かな声でゆっくりと丁寧な言葉遣いで客に対応する。
働き者ので元気な奥さんと、息子で切り盛りしているこのお店は、最近ローマの街中で見かける小洒落たニューヨークスタイルのインテリアなどは、全くなく、大きなショーケースが二つ、一つはパン類、もう一つはチーズが陳列してある。壁一面には乾麺、ワインがずらっと整列していて、その飾り気の無さが、店主の人柄とあいまってほっとする。
ガラスのショーケースには、高価なグルメ指向のものではなく、まるで昔からいつも通って来る客のような、おなじみのチーズが並んでいる。
新商品の発掘と売り込みに余念がない普段通うカターニア通りの公設市場のチーズ屋とはまったく違う心持ちで、なじみ深いリコッタチーズとペコリーノ、生ハムを買う。

トラステヴェレに人が惹かれるのは、こんなところにもあるんだろうな。
htmx.process($el));"
hx-trigger="click"
hx-target="#hx-like-count-post-29215708"
hx-vals='{"url":"https:\/\/soonik.exblog.jp\/29215708\/","__csrf_value":"95465df63c415cc175586a35925dd51f17dd68bd0564d354f68dc5f401cb9ce9ae853badb04cc95511435c3e39fd54948cd0eb676196e9917aca06d927fa1b0f"}'
role="button"
class="xbg-like-btn-icon">