高いと見るか・・・
2018年 01月 25日
ローマっ子の相方は、実は中心街の手頃で美味しい店となるとまったく知らない。
ローマに住みだした頃、彼と入った店はセルフサービスで、並んでいるほとんどの料理が冷凍ものではないかと思われる代物だった。
やはり、歴史中心地は避けた方が無難だろうということで、アレッサンドリア通りという、公設市場があり地元の人の生活場として賑わってきた地区に行くことにした。
オフィスも多いこの界隈には、お洒落なレストランや手頃な値段で立ち食いできる総菜屋も数多くあって活気がある。
そこからほんの少しあるくと高級住宅が並ぶサヴァイア通り。
以前に夕食で訪れて美味しかったレストランでお昼を食べようということになった。
A4紙にコピーされた手書きの本日のお昼のメニューは、前菜がモッツァレラと野菜または生ハムの盛り合わせ、パスタ料理が3種類と、肉料理が1種類にあとその他付け合わせやサラダが3品と、いたってシンプル。
その中から、私は金時に似たボルロッティという豆とソーセージのスープを、相方はブロッコリのニョッキを選んだ。
お値段は、スープが10ユーロ、ニョッキが11ユーロ。
パンは、自然酵母のものだそうで2ユーロ。ミネラル水が750mlで2.5ユーロ。サービス料はなし。
お昼ご飯にしては、なかなかお高い。

ただし、味は、庶民の料理とは言え、とてもデリケートで申し分なかった。
レストランを後にしながら、「美味しいけど高いねぇ」と相方に言うと、「でも、メニューが少ないことからも食材は良いものを使っているっていうのは、わかるし、料理も良かったよ」との答えが。
たしかに。
ローマにも、安いお昼の定食を看板に歌っているお店は多い。
バールなんかでは、パスタ一皿とミネラル水一本とコーヒーで6ユーロで提供しているところもある。
ただし、そういう店は料理をあらかじめ大量に作っておいて、注文に応じて電子レンジで温めて出すのだけど。
私の住むごくごく庶民的な地区にも、手打ちパスタが美味しいレストランがあるけれど、そちらもお値段はやはり、今日食べたレストランと変わらない。
失業率も相変わらず高いのに、美味しい店はそれでも繁盛している。


