グアンチャーレじゃないと…
2017年 09月 27日
昔、アメリカのドラマの中で、超偏屈だけれど腕は最高の料理人が「あの料理はパンチェッタがないとできないぃぃ!!」と息巻いていた場面を今も何故か時々思い出す。
パンチェッタ。
今や成城石井なんかの輸入食材を扱っているスーパーでは必ず売っている豚バラの塩漬け、言わばイタリア版生ベーコン。
ローマでももちろんあちこちで見かける。
でも、レストランなどでパンチェッタよりも更に目にするのはグアンチャーレ、同じ豚肉でも頬の塩漬け。
アマトリチャーナ、カルボナーラ、カチョ・エ・ぺぺのローマ3大パスタ料理は、全てグアンチャーレを使うのが普通。
先日に参加した料理教室で、「パンチェッタじゃ同じ味が出せないんだよなぁ、やっぱグアンチャーレじゃないと」と呟く、本人がとても美味しそうなパンチェッタぶりのおじさんに、「そうそう」と相槌をうつお姉さんの会話を聞き、実は今までグアンチャーレの脂身の分厚さに恐れをなして手を出さずにいたのが、居ても立っても居られず購入。
実際グアンチャーレを使い出すと、味がグッと外で食べるパスタの味に近づいた(気がする)。
今日は、件の料理教室で習ったグアンチャーレとサフランのパスタ リゾッタータの変形版、と言うよりは、パスタでなくお米でまさにリゾットを作ってみた。
カリカリになったグアンチャーレは取り出して、あとは普通にサフランのリゾットを作っていく。
最後にパルミジャーノとズッキーニの花を混ぜればできあがり。
サフランを入れたリゾットはミラノ料理の定番だけれど、ローマを代表するグアンチャーレを加えることによって一捻りしたコクのある一品になる。
ミラネーゼとローマっ子ってお互いあんまり良い事を言わない人が多いような気がするけど、このサフランのリゾットとグアンチャーレの組み合わせは中々美味しかったぞ。
by soonik
| 2017-09-27 02:26
| 料理
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