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ローマ暮らしのあれこれ


by soonik
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Easy come, easy go〜大型観光の行く末、と南瓜と菊芋のニョッキ_c0385426_23425579.jpeg
用事があって久しぶりに歩いたナツィォナーレ通り。
観光客をターゲットにした店が競って並んでいたこの通りは、
地元民よりも観光客で溢れかえっていた場所。
それが今や、半分以上の店がシャッターを降ろしている。
有名ブランドのブティックは辛うじて開いているけれど、
どの店も閑古鳥で、店員が退屈そうにスマートフォンをいじくっていて、
ショーウィンドウの外から覗くわたしと目が合うと
なんとも気まずそうな顔をする。
これが、押し寄せる観光客をあてにした街の行く末だとしたら
なんとも殺伐とした風景だ。

家に帰る途中、
子供を連れたお母さんや、
買い物がてら散歩するお年寄りカップルを見て、ほっとした。
これからの世界がどう展開していくのか、
まったく見当がつかないし、つけようもない。
考えてもしようがないこともある。
今日は、南瓜と菊芋のニョッキを作ってお昼ごはん。
南瓜と菊芋を湯掻いて、フォークで潰して、
粉とこねて、さらにそれを湯掻いて、と
簡単ながら手間のかかること。
それでも、クロキャベツとグアンチャーレのソースであおった
手作りニョッキはお腹にほっとして美味しいかったなぁ。

Easy come, easy go〜大型観光の行く末、と南瓜と菊芋のニョッキ_c0385426_23422918.jpeg







# by soonik | 2020-10-28 00:36 | イタリア観察 | Comments(0)
秋晴れローマ〜コロナと美味しいソーセージと_c0385426_21484524.jpeg
コロナ感染者の数が留まることなく急増するイタリア。
週明けから規制を厳しくして感染拡大を阻止するために、
週末の飲食店やショッピングセンターを閉めることになるらしい、と
新聞やニュースが言っていた。

10月最後の日曜日は、
天気に恵まれて暖かい。
外に出ると、
家族連れやカップルが
お昼前の散歩を楽しんでいる。
規制が厳しくなると言っても、
 春と違って、こうやって散歩ができるのがありがたい。

家に帰ってネットを見ると、新たな首相令が出ていた。
プールやジムなどの体育施設は閉鎖。
飲食店は、週末は閉めるのではと囁かれていたけれど、
閉店時間18時で、なんとか営業続行を死守したようだ。

秋晴れローマ〜コロナと美味しいソーセージと_c0385426_21494144.jpeg

秋晴れローマ〜コロナと美味しいソーセージと_c0385426_21492089.jpeg
今日のお昼は、先日買ったソーセージを食べることにした。
品揃えがとても良い肉屋が、
住んでいる地区からローマの反対側にあって、
そこでフェンネルシードとオレンジの皮で
風味をつけたソーセージを見かたもの。
少々値がはったけれど珍しいので奮発して買った。

付け合わせは、無農薬のジャガイモをローズマリーとニンニクで
蒸し焼きにした後、仕上げをカリッとさせた。

ソーセージは、フェンネルシードもオレンジも
バランスよく香りながら、
ちゃんとお肉の味もする、極上物だった。

色々とあるけれど、
嗅覚と味覚が満たされて、
こんな美味しいものが食べられるなんて有難いなぁ、
なんて思ってしまうのだ。
秋晴れローマ〜コロナと美味しいソーセージと_c0385426_21474449.jpeg


# by soonik | 2020-10-25 21:50 | 美味しいもの | Comments(0)
味噌汁とおんなじ〜太刀魚とレモンのリゾット_c0385426_00064895.jpeg
朝晩の冷え込みを感じるようになってきたけれど、
昼間、お天気が良い日は、コートを着ていると汗をかくほど暖かいローマの秋。
お昼にさっぱりしているけれど、お腹も温めてくれそうな物を食べたいなぁ、と思い、
太刀魚とレモンのリゾットを作ることにした。

リゾットは、基本の出汁があれば、
なければ、ダードと呼ばれるサイコロ型に固められた出汁の素をお湯に溶かせば、
お米と、あとは好きな具で
それこを味噌汁のように
無限にヴァリエーションを広げることができる。
パスタのソースも同じだ。

もちろん、具によっては、
仕上げに加えるバターやチーズを省いたり、
チーズの種類を変えたりする。

太刀魚のリゾットは、
魚があっさりしているので、
バターとパルメジャーノを加えて
コクを出した。
最後に無農薬レモンの皮を擦り下ろしたものを
パラリとすれば、出来上がり。
このレモンも、有るのと無いのでは、
味噌汁の中の葱の有無と同様に、
リゾットの味が全然違う。
薬味は大切。
味噌汁とおんなじ〜太刀魚とレモンのリゾット_c0385426_00062040.jpeg


# by soonik | 2020-10-23 22:51 | 料理 | Comments(0)

奇跡がいっぱい

奇跡がいっぱい_c0385426_18452931.jpeg

季節がら宅配をお願いしている八百屋さんのリストにリンゴが載っているので、
毎週1kgづつ色々な種類を混ぜて持ってきてもらっている。
生で食べたり、
サラダに混ぜたり、
朝のシリアルに加えたり、
リンゴ酵母を作ったり、と
毎日、あちこち形をかえていただいている。

無農薬で育てられているので、大きさはまちまちだけれど、
どれもお尻が開いていて、お日さまをたっぷり浴びて育ったようだ。

奇跡がいっぱい_c0385426_18245480.jpeg
日本で見かける蜜入りのものと違って
どの種類のリンゴもある程度の酸味があって、こちらの方が私の好みだ。
日本では、無農薬で栽培されたリンゴは、『奇跡』とまで呼ばれていたのを思い出す。
ネットで買おうにもすぐにも売り切れになっていた。

イタリアで暮らしだしたら、あっさりと
『奇跡』が巡る季節と一緒にやってきた。
奇跡がいっぱい_c0385426_18251424.jpeg

# by soonik | 2020-10-22 18:49 | 野菜・果物 | Comments(0)
先の事はわからないけどローマ食堂〜ちょっとしばくよ!ピッキアポ!_c0385426_22371438.jpeg
ローマの郷土料理にピッキアポ!という牛肉の煮込み料理があって、
昔、それをネット見つけて、
ローマっ子の相方にどんな味?と尋ねると、
食べたことも、聞いたこともないと言われ、
それ以来、ずーっと気になっていたピッキアポ!
!をつけるのは、アクセントがポにあるから。
ピッキアは殴る、叩く、という意味で
ポはウン ポ(少し)の省略した形。
煮込んだ牛肉を更にトマトソースで煮込むからだとか、
ソースに唐辛子が入っていて、ピリッとしているからだとか
名前の由来には諸説があるようで。

コロナ感染の第二波が押し寄せる中、
第一波の時のような厳しい自宅待機令は出ないと言われているけれど、
 この先どうなるかもわからない。
そんなモヤモヤした気分を晴らしたいのか、
相方が日曜日のお昼は珍しく
外食したいと言う。
それで、歩いて30分の距離にある
家族経営の、美味しいレストランで
スローフード協会のガイドにも
常連で掲載されているDa Cesare al Casaletto(ダ・チェザレ アル カザレット)へ。

ダ・チェザレの専門はローマ料理。
だけど、その大衆料理のはずのローマの郷土料理は何処か繊細で、
そして重くない。

今日、お腹を空かして行くと、
本日のおすすめに、ピッキアポ!がある!
普段は、胃が小さいので、セコンドを一人で一皿食べることはないのだけれど、
プリモを省いて前菜だけにして、
迷わずピッキアポ!を注文した。
先の事はわからないけどローマ食堂〜ちょっとしばくよ!ピッキアポ!_c0385426_22362246.jpeg
前菜には茄子のコロッケ、アラビアータソースを頂いた。
カリッととして軽いコロッケはペコリーノチーズの
コクとピリッと辛いトマトソースが合っていて、
揚げ物を普段食べない私でも、三つペロッと食べれてしまう。

先の事はわからないけどローマ食堂〜ちょっとしばくよ!ピッキアポ!_c0385426_22363969.jpeg
連れが注文したホウレン草とリコッタチーズ のラビオリは、
大きさにビックリしたけれど、
パスタが卵が少なくツルッとした、
あまりローマでは見かけないタイプのもので、美味しかった。

先の事はわからないけどローマ食堂〜ちょっとしばくよ!ピッキアポ!_c0385426_22373452.jpeg
そして、ピッキアポ!
甘めのとトマトソースにしっかり煮込まれて
ホロホロになったお肉が口の中で溶けていく。
甘いのにピリッと唐辛子が効いているから
最後まで飽きずに美味しく頂いた。
先の事はわからないけどローマ食堂〜ちょっとしばくよ!ピッキアポ!_c0385426_22381402.jpeg
この通り。

幸せに丸くなったお腹を撫でつつ、レストランを後にした。
これからどうなるかなんて分からないけれど、
ダ・チェザレには又行くのだ。





# by soonik | 2020-10-19 00:09 | 美味しいもの | Comments(0)