コロナ事情が落ち着いた頃から料理をするのが苦痛に感じることがしばしばあった。
食事の時間が迫るギリギリまでまーったく台所に立つ気になれない日が結構あった。
だからと言って、そんな気分になる度に外食をするわけにもいかないから、やっつけ料理でやり過ごすことが多かった。
そんな感じではや数年過ぎたけど、最近、何だかやっとこの苦痛が取れてきたよう。
手打ちのパスタやニョッキも大げさにならずに準備できる今日この頃。
前は頭では作ろうかと思うのだけれど、体が動かなかった。
定番オレッキエッテをイカのトマトソースで。イカは細かく切るとパスタが断然美味しい。
セロリの葉をさっと湯がいてパルミジャーノとリコッタチーズ 、胡桃を一緒に撹拌したペスト。爽やかさとチーズの甘みが合って重くならない。
振り返れば一種の鬱だったのかなぁ、と思う。それにしても長かった。