10月も後半に入ったというのに、昼間はジャケット無しの軽装がちょうど良いローマ。
市場の八百屋さんの屋台にはパプリカピーマンやズッキーニ、茄子といった夏野菜が並んでいる。
10月というとローマの市場では地元産の葡萄が出回っている。
ピッツォテッリ、モスカートなど緑の葡萄は、香りが良くて美味しい。
昨日買った葡萄は、なんという種類なのか店主に尋ねるのを忘れたけれど、おそらくシーズン最後のもので、畑でじっくりと熟れたらしくて、粒はピンク色かかっていて、宝石のよう。
一粒食べてみたら砂糖ですか?と聞きたくなるほどの甘さ。
こんなに甘いんなら、フォカッチャにのせて焼いてみようと、今朝、パン生地に葡萄の粒をのせ、オリーブオイルを上からかけて焼いてみた。
トスカーナの黒い葡萄をのせたフォカッチャには砂糖をかけるけれど、今回は砂糖はかけないことにした。
焼きあがったものを昼食後に食べると、予想通り葡萄がしっかり甘くて砂糖がなくてちょうど良い感じ。
トルコラートと呼ばれるヴェネト産の琥珀色のデザートワインと一緒にいただくと、なんだか秋らしい。
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by soonik
| 2024-10-25 23:00
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by soonik
| 2024-10-21 22:24
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オーブンで蒸し焼きした南瓜と紫芋があったので、ニョッキを作ることにした。
ニョッキの難しいところは、芋(または南瓜)の加熱の仕方によって加える小麦粉の量が変わってくるから、ちょうど良いこなの量を見極めること。
オーブンで加熱したものに比べて、蒸したものや湯掻いたもの、更には種類によっても水分が残る量が違う。
だから、本やネットののレシピを文字通りに鵜呑みにすると、ベチャベチャな生地に悪戦苦闘した挙げ句に、粉を追加しすぎて固いダンゴのようなニョッキを作ってしまうことになる。
何度も作っているのに、この手の失敗をよくやらかしてしまう。
だから、安定した「いつもの味」を作るプロは偉いなぁと、いつも思う。
今日のニョッキは、口の中で良い具合にとろける、なかなかの出来だった。
ソースに豆乳にナツメグと冷蔵庫にあった3種類のチーズを適当に溶かしたものをかけて、秋らしい装い。
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by soonik
| 2024-10-17 22:10
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by soonik
| 2024-10-16 21:20
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